アースチェックを使ってみました。

ハーブに適した土

植物を育てる基礎となる土には植物に適したpH(ペーハ)があるらしい。ハーブはアルカリ質の土が適しているので酸性の土は避けたほうがいいらしく栽培する前に土壌の改良が必要の場合もあるようです。日本の土壌は雨が多いせいなどで酸性になりがちなのだそうです。酸性質の土壌の場合には石灰などで調整するといいだそうです。しかしながら、自分の庭の土の酸性・アルカリ度がどの程度なのか分からないとどの程度改良が必要なのかわかりません。そこでどのように確認したらいいのか調べてみました。また実際に測定してみました。

1.測定の方法

 酸性・アルカリ性は中学校の時理科の実験でリトマス試験紙を使って調べましたよね。でもリトマス試験紙では酸性かアルカリ性かは分かっても度合いが分からないのでやはり専用の道具が必要のようです。専用の測定機器も売られているようです。今回はもっとも安く土の酸度が測定できる住友化学園芸の酸度測定液である「アースチェック」液を使ってみました。

2.購入

 住んでいる近くのホームセンタ(ホーマック)に行ってみました。幸い一つ在庫があり。早速購入してみることにしました。価格560円でした。ネットでも購入できますが送料がかかるので近くのお店で取り寄せてもらうのがいいかもしれません。

3.箱の中身

  買ってきた箱のなかを確認してみました。アースチェク液(目薬のような容器)、試験管(3ccまでメモリがある超小型試験管)、比色表(測定の色を比べるためのもの)、説明書の4点がはいっていました。
 説明書は表側に

  • pHの不適正が植物に及ぼす影響
  • 土壌酸度(pH)を調整するには
  • 使用方法
裏側に主な植物の適正土壌酸度一覧表の説明があり分かりやすい内容になっています。

4.土壌を測定してみる

 早速、庭の土を測定してみました。

(1)シャベルで土を100円ショップで買ってきた透明のカップに採取しました。量は土1に対し水2の割合ということなので1cmぐらいにしました。




(2)水2cmぐらいになるように入れます。





(3)これをかき混ぜ土が沈殿するのを待ちます。





(4)水と土が分離した状態





(5)うわずみ液を取ります。、スポイトがあればいいのですが、無かったので太めのストローで口に入らないようにして吸い上げ取りました。





(6)ストローの水を専用の試験管に移し、2.5ccになるように調整します。




(7)アースチェックを3滴加え、試験管のふたをしてよく振ります。





(8)色がかわるので、添付の比色表に照らして酸度を判定します。






5.判定結果

 たぶん5.5と6のあいだぐらいでようか。弱酸性です。ハーブなどの場合には土壌の改良が必要のようです。





6.使ってみた感想

 数箇所を測定するだけならこれで十分だと思います。ただ何箇所も測定したいというならちょっと面倒かもしれません。土壌の酸度はおよその目安が分かっていればいいと思います。そんなに頻繁に測定する必要もないと思いますので本品はお勧めです。一度試してみてはいかがでしょうか。


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