複式簿記対応会計システムビッキー 仕訳画面

仕訳帳

1.取引の記録
仕訳帳画面から個別の取引を登録します。簿記では取引の発生順に記帳していくのが原則ですが、投入順が発生順になっていなくても自動で日付順に並び変えられます。

2.画面構成
(1)メニューバー で各種機能を指定できます。

(2)ナビゲートボタン データの移動・追加・削除・編集・保存・取消・更新に使用します。
(3)仕訳情報登録セクション(ブルーのセクション)では取引の内容を登録(追加・修正・削除)することができます。
(4)表示対象の条件指定セクション(薄いグリーンのセクション)では登録状況を表示する条件を指定することができます。
(5)一番下のリストに仕訳帳の登録状況が表示されます。

    

3.基本的な登録方法
 上記のNO.1446の例 2009/5/31に賃貸アパートのカーテンレールの修繕費を現金で支払った。
   仕訳 修繕のための費用が発生(借方に費用の発生) 資産である現金が支払のため減少(貸方に資産の減少)
   記帳 2009/5/31 (借方)修繕費 5,077円 (貸方)現金 5,077円
   仕訳は複式簿記のルールに従って行います。
 (1)ナビゲートボタンの保存ボタンを押す。新規登録状態になります。
 (2)日付を確認します。初期状態は投入処理をしている日になっています。過去に遡る場合は取引の日を指定します。
 (3)借方で区分メニューで費用を選択します。次に詳細メニューで修繕費を指定します。金額を入力します。
 (4)貸方で区分メニューで資産を選択します。次に詳細メニューで現金を指定します。金額欄を選択すると借方で入力した金額が自動設定されます。(入力も可)
 (5)処理区分を設定 普通の取引は通常処理のままで変更する必要はありません。
   (決算処理等で個別に変更する必要がある場合にメニューからモードを指定します。)
 (6)対象は分類のために使用します。(任意です。)上記の例はこの取引は長野にあるアパートの修繕という意味です。
   賃貸業であれば物件毎の区分に利用したり、部屋番号を登録しておいてもいいかもしれません。入金状態の管理に使えます。また、複数店舗を経営している方は店舗別の区分に使うなどそれぞれの必要に応じて利用ください。区分を登録しておくと区分毎の一覧表示ができたり区分毎の印刷や集計ができてなにかと便利です。
 (7)すべて入力したらナビゲートボタンの保存ボタンで保存します。
 (8)リストに登録した内容が表示されます。

4.各種機能
(1)メニューの説明   

表示(V)
a)全件 条件指定を解除し登録データすべてを表示
b)絞込 条件指定セクションで指定した条件に該当するデータをリスト表示します。各条件はすべてand条件になります。「絞込実行」ボタンを押したのと同じ処理になります。
c)金額確認 登録データの借方と貸方に金額不一致がないか確認します。
d)閉じる 仕訳画面を閉じメイン画面に戻ります。
処理モード(X)
a)前期繰越 前期繰越処理は自動で仕訳処理できますが手作業で追加・修正仕訳する場合にモード変更して仕訳を行います。
b)通常処理 普通の仕訳の場合このモードになります。
c)決算整理 棚卸・減価償却等の仕訳を行う場合このモードに変更します。
d)決算振替 損益振替・資本振替仕訳は自動処理機能を有していますが、手作業で仕訳をする場合にこのモードに設定して仕訳を行います。
e)次期繰越 次期繰越処理は自動で仕訳処理できますが手作業で追加・修正仕訳する場合にモード変更して仕訳を行います。
印刷(Y)
a)仕訳印刷 指定期間の仕訳帳をレポート(プレビュー・印刷)出力します。
b)条件指定印刷 条件指定セクションで指定した条件でレポート(プレビュー・印刷)出力します。
c)CSV出力 条件指定セクションで指定した条件でCSV形式で出力します。データを加工したい場合等に利用できます。
上記a,bのレポートはRAVE形式のファイルとしても保存可能です。(拡張子ndr)
タイトルのみ 電卓(Z) Bikky専用電卓を表示します。
ヘルプ(H)
a)バージョン情報 使用中のバージョンを表示します。最新版はサポートサイトで確認ください。
b)サポートサイト ビッキー(Bikky)専用のHPサイトをオープンします。セキュリティソフトによっては警告を表示する場合がありますがビッキー(Bikky)からWEBを表示するだけですのでセキュリティに影響は一切ありません。また、内容はすべて一般公開している内容で自由に閲覧可能です。

(2)ナビゲートボタンの説明

*検索は条件指定セクションで条件を指定しデータを絞込み、リストの該当取引をダブルクリックすることにより個別の取引に移動できます。

(3)仕訳情報登録セクション

NO. 新規登録で保存した場合に自動で付与される管理番号(編集できません。)
年月日 日付の指定は日付項目の右側のボタンを押してカレンダーを表示させ、該当の日付を指定します。
カレンダーの赤丸は処理当日を示します。カレンダーの上部左側の移動ボタンを押すと前月を表示し、右側の移動ボタンを押すと翌月を表示します。
借方区分項目 プルダウンメニューから資産・負債・資本・費用・収益等の区分指定する。
表示項目はメイン画面の科目区分ボタンから勘定区分編集画面を立ち上げ登録します。
借方勘定科目 借方区分項目に該当する勘定科目がプルダウンメニューに表示されるので該当の科目を指定する。
表示項目はメイン画面の科目区分ボタンから勘定科目編集画面を立ち上げ登録します。
借方金額 金額を半角数字で入力
貸方区分項目 (上記借方と同様) プルダウンメニューから資産・負債・資本・費用・収益等の区分指定する。
貸方勘定科目 (上記借方と同様) 貸方区分項目に該当する勘定科目がプルダウンメニューに表示されるので該当の科目を指定する。
貸方金額 項目にカーソルを移動すると、借方金額と同額が自動で入力される。
(貸方金額を変更し、借方金額に移動すると借方金額も変更される。)
処理区分 追加の場合の処理モードが表示されているが現在のモードが自動設定になる。
編集時に変更は可能。通常仕訳は通常モード、決算処理は個別に変更
対象項目 対象は分類のために使用します。(任意です。)投入例を参考
表示項目はメイン画面の対象ボタンから対象区分編集画面を立ち上げ登録します。
備考欄 取引の内容を簡記します。繰り返し使うキーワードを登録する機能があります。
備考欄右の入力支援機能ボタンを押してキーワードの登録や選択ができます。


(4)条件指定セクション

期間指定 期間のチェックボックスをクリックしマークすると日付の指定項目が表示されます。いつからいつまでの期間を対象とするのかをカレンダーから指定します。
期日のチェックボックスをクリックしマークすると一項目のみの表示になり、特定の日付のみの条件指定となります。
借方 借方のチェックボックスをクリックしマークすると分類のプルダウンメニューが選択可能になります。借方区分を指定して下さい。

詳細のチェックボックスをクリックしマークすると科目のプルダウンメニューが選択可能になります。勘定科目を指定して下さい。

*分類だけの指定も可能です。
貸方 (借方と参照) 操作は借方と同じになります。
処理モード 処理モードのチェックボックスをクリックしマークすると処理のプルダウンメニューが選択可能になります。処理モードを指定して下さい。
対象 対象モードのチェックボックスをクリックしマークすると処理のプルダウンメニューが選択可能になります。対象を指定して下さい。


(5)仕訳帳登録状況リスト
条件指定に該当する取引(または全て)を下欄に一覧で表示します。上部に最新月日の取引が表示されます。
リストの該当取引をダブルックリックすると仕訳情報登録セクションのデータが指定のデータに移動しますので修正・削除等の編集作業をすることができます。

(6)ステータスバー
最下欄にあるステータスバーに絞込み実行の結果表示されているリストの借方合計、貸方合計が表示されます。

Copyright 2010 rinoha all right reserved.