複式簿記対応家計簿ソフトビッキー2 Bikky02 決算処理

決算処理

  1. 一般的な決算処理の流れ 家計簿では決算処理は必要ないかもしれませんが年度の集計、月の支出合計の集計に利用ください。
    1. 試算表(決算整理前)を作成し、期中の取引が正確に記帳されているか確認します。
    2. 決算整理を行います。(商品の棚卸、貸倒引当、有価証券の評価替え、減価償却等)
    3. 試算表(決算整理後)を作成し、決算整理が正確に記帳されたを確認します。
    4. 精算表を作成し決算手続の妥当性を確認します。
    5. 決算振替手続を行います。(損益振替手続、資本振替手続)
    6. 帳簿を締め切ります。
    7. 財務諸表を作成します。

  2. ビッキー(Bikky)での決算手順(年度処理)
    1. 対象期間(年度指定)に間違いがないかを確認する。
    2. 試算表(決算整理前)で期中の記録に間違いがないかを確認する。
      1. ボタンを押すとシステムが自動で各科目の集計を行う。
      2. ボタンを押すと試算表確認画面が表示されるので内容を確認する。
    3. 決算整理手続きを行う。(業務内容に応じて決算整理の内容は相違します。)
      1. 減価償却を行う。(不動産賃貸業であれば必須)
      2. 有価証券を時価に評価替えする。(該当があれば実施)
      3. 貸倒引当金の設定する。(該当があれば実施)
      4. 商品の棚卸を行う。(該当があれば実施)
      5. その他    それぞれの決算整理の額が確定したら、仕訳画面で処理モードを決算整理に変更し、決算整理仕訳を行う。
    4. 決算整理仕訳に間違いがないかを確認する。
      1. 再集計  ボタンで集計を行う。
      2. 精算表  ボタンで精算表確認画面を表示し、内容を確認する。
      3. 精算表をレポート印刷する。(確定申告のための各金額はすべて集計される。)
    5. 決算振替処理      ボタンを押すと自動で以下の処理が実行される。
      1. 損益振替手続 収益・費用勘定を締め、損益勘定に振り替える。
      2. 資本振替手続 当期純利益(又は純損失)を元入金(資本金)に振り替える。
      3. 資産・負債・資本勘定を次期に振り替える。
      4. 翌期首の日付で前期振り替え仕訳を行う。
  3. 月集計等(期間は任意で指定できます。)
    1. 期間集計のボタンで集計表画面を表示します。
    2. 集計機能を選択し、期間を指定して集計を実行します。
    3. 表示機能を選択し、科目別・細目別を指定して集計結果を表示します。
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